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2021年00月00日

自動車の税金はいつ払う?種類や排気量別の税額を解説

自動車の購入を検討中の方は、「購入時や維持にかかる税金を抑えたい」と思うのではないでしょうか。自動車は、購入する車種によって税額が変わったり、免税の対象になったりすることもあります。

そこで今回は、自動車の税金の種類や排気量別の税額について紹介します。これから自動車を購入する人や自動車の税金について知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

自動車の購入や維持にかかる4種類の税金

自動車を購入し、維持するためには4種類の税金を支払う必要があります。

  • 自動車税/軽自動車税
  • 自動車重量税
  • 環境性能割
  • 消費税

順番に解説していきます。

●自動車税(種別割)/軽自動車税(種別割)

自動車税と軽自動車税は、4月1日時点での自動車の所有者が毎年納付しなければいけない税金です。軽自動車(総排気量660cc以下)の税額は一律、普通車は排気量によって税額が異なります。

また、2019年10月の税制改正により、2019年10月1日以降に自動車を購入した場合は、軽自動車以外の税額が減額されました。

2019年9月まで 2019年10月から
軽自動車 10,800円 10,800円
660cc超~1,000cc 29,500円 25,000円
1,000cc超~1,500cc 34,500円 30,500円
1,500cc超~2,000cc 39,500円 36,000円
2,000cc超~2,500cc 45,000円 43,500円
2,500cc超~3,000cc 51,000円 50,000円
3,000cc超~3,500cc 58,000円 57,000円
3,500cc超~4,000cc 66,500円 65,500円
4,000cc超~4,500cc 76,500円 75,500円
4,500cc超~6,000cc 88,000円 87,000円
6,000cc超 111,000円 110,000円

自動車税は地方税ですので、都道府県から納税通知書が届きます。納税通知書に記載された税額を納付期限までに納付する必要があります。地域によって支払い日が異なりますので、お住まいの都道府県の納付期限を確認しましょう。

●自動車重量税

自動車重量税とは、車両重量に応じて課される税金です。主に、車両重量や車種、経過年数、エコカーか否かによって税金が異なります。

車両重量税は、500kg単位で税額が異なります。例えば、2,500kgの自動車は「1,500kg~2,500kg」クラスの税額になります。新車の新規登録時に3年分、車検のタイミングで有効期間分をまとめて支払うのが一般的です。自分の所有する車の車両重量や車種などを把握しておきましょう。

●環境性能割

環境性能割とは、2019年10月から導入された、自動車取得税の代わりにできた税金です。 環境性能割の税率は燃費基準達成度などの燃費性能に応じて、マイカーの場合は非課税、1%、2%、3%の4段階、軽自動車の場合は非課税、1%、2%の3段階に区分されます。

税額は「自動車の通常の取得価格×税率」の計算で決まり、燃費性能が良い車ほど税額が安くなります。

●消費税

自動車本体や、カーナビやフロアマットなどの付属品の購入時には、10%(2022年1月現在)の消費税がかかります。

購入・維持にかかる税金のシミュレーション

自動車の購入・維持にかかる税金は下記の通りです。

<購入時にかかる税金>

  • 自動車税
  • 自動車重量税
  • 環境性能割
  • 消費税

<維持にかかる税金>

  • 自動車税
  • 自動車重量税

自動車の購入前は、シミュレーションをして税額を把握することをおすすめします。以下の車を新車で2020年3月に購入したと仮定して、かかる税金をシミュレーションしてみましょう。

例:A社 ○○ △△モデル
  • 本体価格:¥1,607,000(税別)
  • 車体重量:1,000㎏
  • 総排気量:1,300㏄
項目 税額
購入時にかかる税金 自動車税 30,500円
自動車重量税 24,600円
環境性能割 0円
消費税 160,700円
合計 215,800円
購入時にかかる税金
項目 税額
自動車税 30,500円
自動車重量税 24,600円
環境性能割 0円
消費税 160,700円
合計 215,800円

この場合、購入時にかかる税金は、総額215,800円です。
今回は、2019年10月1日以降に1,300ccの車を購入したと仮定したため、自動車税は30,500円です。1,500kg以下の重量であるので自動車重量税は24,600円です(新車購入時の自動車重量税は3年分まとめて納付します)。また、本体価格1,607,000円に対して消費税が160,700円かかります。

なお、今回はエコカー減税やグリーン化特例の対象外の車を想定していますが、対象車は自動車税や自動車重量税が優遇される場合があります。

続いて、自動車を維持するためにかかる税金をシミュレーションしてみましょう。

項目 税額
維持にかかる税金
(1年あたり)
自動車税 30,500円
自動車重量税 8,200円
合計 38,700円
維持にかかる税金(1年あたり)
項目 税額
自動車税 30,500円
自動車重量税 8,200円
合計 38,700円

維持するためにかかる税金は、主に自動車税と自動車重量税の2つです。

自動車税は、年度の途中に自動車を購入した場合、購入した年度の自動車税の納付額は月割になります。例えば、12月に車を購入した場合、自動車税は翌月の1月から3月までの3ヵ月分になり、年額の1/4だけ納めればよいことになります。

一方、軽自動車税には購入時に課される自動車税の月割りはありません。そのため、4月2日以降の早い時期に軽自動車を購入すると、約1年分の軽自動車税が節約できます。

自動車重量税は、エコカー減税などが適用されない場合、1年あたりの税額を毎年納付、あるいは車検のタイミングでまとめて有効期間分をまとめて納付する必要があります。なお、新車登録から13年経つと「自動車税(種別割)」※ や、車検の際にかかる「自動車重量税」が増税されるしくみになっていますので、長期間自動車を保有する場合は、税金が高くなることを把握しておきましょう。

※ディーゼル車は11年です。

車の減税制度

自動車の購入や維持にかかる税金を減額できる制度は、以下の2つです。

  • グリーン化特例
  • エコカー減税

順番に解説していきます。

●グリーン化特例

グリーン化特例とは、燃費性能や排ガス性能の良い自動車の自動車税及び軽自動車税に適用される特例のことです。環境に配慮された自動車は性能に応じて税率が軽減されるのに対し、初回登録から一定年数を経過した自動車は増税される仕組みとなります。

2023年3月31日までの適用期間中に対象車の新車新規登録を行った場合、翌年度分の自動車税(種別割)が軽減されます。

また、2021年4月1日以降、グリーン化特例の基準が新しくなり、グリーン化特例が適用されるのは 電気自動車等(EV、PHV、FCVなど)のみとなっています。自分の所有している車に、グリーン化特例が適用されるかどうか、把握しておきましょう。2021年3月31日までに購入した車の場合は、車に貼ってある「燃費基準達成車ステッカー」から確認できます。

自動車税・軽自動車税 軽減率
2019年4月1日~2021年3月31日 2021年4月1日~2023年3月31日
自動車 軽自動車 自動車 軽自動車
電気自動車等※ ▲75% ▲75% ▲75% ▲75%
2020年度燃費基準+50%達成車 ▲75% ▲50% 軽減無し 軽減無し
2020年度燃費基準+40%達成車 ▲75% ▲50% 軽減無し 軽減無し
2020年度燃費基準+30%達成車 ▲75% ▲50% 軽減無し 軽減無し
2020年度燃費基準+20%達成車 ▲50% ▲25% 軽減無し 軽減無し
2020年度燃費基準+10%達成車 ▲50% ▲25% 軽減無し 軽減無し
自動車税・軽自動車税軽減率
2019年4月1日~2021年3月31日 2021年4月1日~2023年3月31日
自動車 軽自動車 自動車 軽自動車
電気自動車等※
▲75% ▲75% ▲75% ▲75%
2020年度燃費基準+50%達成車
▲75% ▲50% 軽減無し 軽減無し
2020年度燃費基準+40%達成車
▲75% ▲50% 軽減無し 軽減無し
2020年度燃費基準+30%達成車
▲75% ▲50% 軽減無し 軽減無し
2020年度燃費基準+20%達成車
▲50% ▲25% 軽減無し 軽減無し
2020年度燃費基準+10%達成車
▲50% ▲25% 軽減無し 軽減無し

※燃料電池自動車、プラグインハイブリッド車、電気自動車、天然ガス自動車(平成30年排出ガス規制適合)

●エコカー減税

エコカー減税は、環境に優しい車を対象とする減税制度です。国土交通省が定める環境基準を満たしている車は環境性能割が優遇されるだけでなく、エコカー減税によって環境性能に応じて自動車重量税が減税されます。自分の所有している車の燃費基準の達成度は、車に貼ってある「燃費基準達成車ステッカー」から確認できます。

グリーン化特例が自動車税・軽自動車税に対して適用されるのに対して、エコカー減税は自動車重量税に対して適用されます。エコカー減税の適用期間は、2023年4月30日までとなっています。

2021年4月30日までに新車新規登録をした場合
自動車重量税 初回車検 2回目車検
電気自動車等※ 免税 免税
2020年度燃費基準+90%達成車 免税 免税
2020年度燃費基準+50%達成車 免税 減税無し
2020年度燃費基準+40%達成車 免税 減税無し
2020年度燃費基準+30%達成車 ▲50% 減税無し
2020年度燃費基準+20%達成車 ▲50% 減税無し
2020年度燃費基準+10%達成車 ▲25% 減税無し
2020年度燃費基準達成車 ▲25% 減税無し
2021年5月1日から2023年4月30日までに新車新規登録をした場合
自動車重量税 初回車検 2回目車検
電気自動車等※ 免税 免税
2030年度基準 120%以上達成車 免税 免税
2030年度基準 90%以上達成車 免税 減税無し
2030年度基準 75%以上達成車 ▲50% 減税無し
2030年度基準 60%以上達成車 ▲25% 減税無し
2030年度基準 60%未満車 減税無し 減税無し

※燃料電池自動車、プラグインハイブリッド車、電気自動車、天然ガス自動車(平成30年排出ガス規制適合)、クリーンディーゼル車

ここまで、自動車の購入時や維持にかかる税金の種類や、排気量別の税額について紹介してきました。自動車の購入を検討中の方には、「予想以上に税金が高い…。」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。そんなときは、マイカーローンを利用して初期負担を軽減するのが一つの方法です。

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※この記事は2022年1月現在の情報を基に作成しています。今後変更されることもありますので、ご留意ください。
記事提供元:株式会社ヴァリューズ(https://www.valuesccg.com/)

◎監修者

宮川 真一(みやかわ しんいち)

【保有資格】
・税理士
・1級FP技能士、CFP®(ファイナンシャルプランナー)
・JMAA認定M&Aアドバイザー
・宅地建物取引士

岐阜県大垣市出身。1996年一橋大学商学部卒業、1997年から税理士業務に従事し、税理士としてのキャリアは20年以上たちました。現在は、税理士法人みらいサクセスパートナーズの代表として、M&Aや事業承継のコンサルティング、税務対応を行っています。あわせて、CFP®(ファイナンシャルプランナー)の資格を生かした個人様向けのコンサルティングも行っています。また、事業会社の財務経理を担当し、会計・税務を軸にいくつかの会社の取締役・監査役にも従事しております。

【保有資格】

  • 税理士
  • 1級FP技能士、CFP®(ファイナンシャルプランナー)
  • JMAA認定M&Aアドバイザー
  • 宅地建物取引士

岐阜県大垣市出身。1996年一橋大学商学部卒業、1997年から税理士業務に従事し、税理士としてのキャリアは20年以上たちました。現在は、税理士法人みらいサクセスパートナーズの代表として、M&Aや事業承継のコンサルティング、税務対応を行っています。あわせて、CFP®(ファイナンシャルプランナー)の資格を生かした個人様向けのコンサルティングも行っています。また、事業会社の財務経理を担当し、会計・税務を軸にいくつかの会社の取締役・監査役にも従事しております。