北陸銀行

ローン

2021年00月00日

初心者必見カードローンの使い方!メリット・デメリットも解説

カードローンに対して、「金利は高すぎないか」「どんな場面で使えるのかわからない」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。今回は、カードローンの特徴からメリットやデメリット、さらに返済方式までを初心者にもわかりやすく解説します。カードローンの正しい使い方を押さえて、無理のない範囲で活用できるようぜひ参考にしてください。

カードローンとは

カードローンとは、利用限度額の範囲内で自由にお金を借り入れたり返済したりできるローンのことです。カードローンの主な特徴は以下の通りです。

【カードローンの特徴】
項目 内容
使用用途 自由
担保・保証人 不要(無担保ローン)
借り入れまでの期間 最短即日~数日
金利・利息 借入額・商品ごとに異なるが、目的別ローンより高くなりやすい
返済方法 約定返済(元利定額・元金定額・残高スライド方式)/任意返済
【教育ローンと奨学金の比較表】
項目 内容
使用用途 自由
担保・保証人 不要(無担保ローン)
借り入れまでの期間 最短即日~数日
金利・利息 借入額・商品ごとに異なるが、目的別ローンより高くなりやすい
返済方法 約定返済(元利定額・元金定額・残高スライド方式)/任意返済

住宅ローンやカーローンのように使い道が決められているローンとは異なり、生活費の補填や急な出費など、幅広い目的に自由に使えます。

カードローンのメリット

カードローンには、以下の3つのメリットがあります。

  • 使用用途が自由
  • 担保・保証人が不要
  • 借り入れまでの期間が短い

1つずつ詳しく解説していきます。

使用用途が自由

カードローンは、住宅ローンやカーローンのように使い道が制限されていないため、使用用途は自由です。たとえば、生活費の補填や医療費・冠婚葬祭・引っ越し・家電の購入など、幅広い目的で利用できます。

さらに、利用限度額の範囲内であれば追加の審査なしで繰り返し借り入れできるため、急な出費にも柔軟に備えられます。

担保・保証人が不要

カードローンは担保や保証人が不要な「無担保ローン」です。自分の判断だけで申し込めるので、保証人を探す手間や気まずさを避けられ、必要なときにすぐ利用できます。「周りに借金していることを知られたくない」と悩む必要はありません。

ただし、返済の責任はすべて契約者本人にあります。支払いを滞納すると信用情報に記録が残り、今後の審査に悪影響を及ぼす可能性があるため注意しましょう。

借り入れまでの期間が短い

カードローンは保証人が不要で、審査は本人確認と信用情報のチェックが中心になるため、借り入れまでの期間が比較的短くなります。商品によっては当日から翌日に審査が完了し、早い場合は最短30分で結果が出ることもあるため、急な出費にも対応しやすいでしょう。

ただし「即日審査」と「即日融資」は同じ意味ではありません。審査結果が当日中に出ても、実際の入金が翌日以降になることがあります。できるだけ早期の借り入れを希望する場合は「即日融資」に対応したカードローンを選び、必要書類を事前に準備しておきましょう。

カードローンのデメリット

カードローンは使い道が自由で便利ですが、ほかのローンに比べて金利が高く設定されています。住宅ローンやカーローンは用途が限定される代わりに比較的低金利ですが、カードローンは使い道が自由でさらに無担保で利用できるため、金利が高く設定され利息の負担が大きくなります。

ただし、利息制限法によって上限金利が定められているため、法律を超える金利が適用されることはありません。また、カードローンは少額融資を前提としているため、融資の上限額が低めに設定されている点にも注意しましょう。

カードローンの返済方式・返済方法

カードローンの返済には、毎月決められた日に一定額を支払う「約定返済」と、余裕があるときに上乗せして返済できる「任意返済」があります。約定返済の金額は、一定のルールに基づいて月々の返済額を決める「リボルビング方式」によって決まります。

リボルビング方式には、主に以下の3種類があります。

  • 元利定額方式
  • 元金定額方式
  • 残高スライド方式

元利定額方式は、毎月の返済額が一定で返済計画を立てやすいですが、利息の負担が長引く傾向があります。例えば借入残高が100万円で金利が年10%の場合、毎月固定で2万円を約5年かけて返済するようなイメージです。

元金定額方式は、毎月の返済額の元金部分が一定で、残高に応じて利息が変動します。返済額は高くなりますが、元利定額方式より返済総額を抑えられます。先ほどの例であれば、返済初期は月の返済額が2万円を超えますが、徐々に返済額が減少していきます。

残高スライド方式は、借入残高に応じて返済額が段階的に変わる返済方法です。例えば、残高が100〜50万円のときは返済額が月3万円、50万円未満のときは月1万円のようになるイメージです。

※上記はあくまでイメージのため、実際の返済額が切り替わる段階や減少幅については各社のご契約内容をご確認ください。

カードローンの使い方は無理のない範囲で

カードローンは担保や保証人が不要で、融資スピードが早いため急な出費にも対応できます。使い道も自由で、生活費の補填や予期せぬ支出に活用できますが、金利はほかのローンに比べて高めに設定されやすいため、注意が必要です。利用する際は、無理のない範囲で計画的に返済することを心がけましょう。

カードローンを検討している方には、スマホから24時間いつでも簡単に申し込みできる北陸銀行のカードローンがおすすめです。ぜひ、ご検討ください。

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◎監修

石野 恆正(いしの つねまさ)

トータル・ライフ・コンサルタント

外資系生命保険会社の営業として、多くの家庭のライフプランの作成や保険の見直しサポート、新規提案などを経験。現在は独立し、生命保険、医療保険、社会保障制度を始めとする豊富な知識に加え、自身の資産運用の経験を活かしながら、金融関連記事の執筆や監修などを行っている。