ウェルビーイング実現

ワークライフバランスの取り組み

職員のワークライフバランス充実のためメリハリが利いた働き方の実現に取り組んでいます。
ライフイベントに合わせた制度休暇の整備、有給休暇取得促進に取り組んでおり、今後も職員の「ウェルビーイング」を実現すべく、新しい価値観に対応した働き方や福利厚生制度の拡充により職場環境の更なる改善を図っていきます。

適切な時間管理の意識づけ

年2回、夏季と冬季のそれぞれ1か月間を生産性向上や業務効率化を考える期間として設定するスマートワーク運動(早帰り月間)に取り組んでいます。メリハリのある時間管理、働きやすい就労環境の整備に向けた活動を実施しています。

時差出勤勤務制度

お客さまのニーズや業務内容に応じた弾力的な勤務を可能とし、ワークライフバランスを踏まえた柔軟な勤務態様の実現を図る「時差出勤」を導入しています。

有給休暇取得促進

「しっかり働きしっかり休む」企業風土の醸成に取り組んでおり、有給休暇取得率の目標を75%以上としています。生産性向上に向け、心身のリフレッシュを図りながらメリハリのある働き方の実現に取り組んでいます。

北陸銀行 Better Work,Better Life宣言イメージ

北陸銀行 Better Work,Better Life宣言

『働きやすい職場環境の整備により、仕事と家庭生活の両立をサポートする』ことで、「次世代育成支援」と「ワークライフバランス推進」を実現するとの決意表明です。Better Work、Better Lifeの2つの『B』をモチーフとしたイメージマークにより、宣言の趣旨の浸透を図っていくものです。創出した余力を自己の成長、生活の充実につなげる仕組みづくりを進めています。

各種宣言

職員一人ひとりへの家庭のニーズに合わせた働き方を応援するため、従来より各種宣言を行っています。子育て支援制度の拡充と取得推進に向けた周知啓蒙を図り、男女ともに子育てと仕事が両立し、活き活きと働きやすい、より生産性の高い職場を目指しています。

2016.2
イクボス宣言(富山県下民間企業第一号)
2020.10
男性育休100%宣言
2022.12
ベビーファースト運動「わたしたちの活動宣言」

エンゲージメント向上の取り組み

職員一人ひとりがほくほくFGの経営方針に共感し、自律的な成長に向け行動することを支援していくためには、職員のエンゲージメント状況の把握とその向上につながる取り組みが不可欠であると考えています。
調査に基づく各種施策の実施により、職員一人ひとりが自発的な貢献意欲を持ち、主体的に業務に取り組める環境を整え、ほくほくFG全体の活性化につなげていくためにも、継続的にエンゲージメント向上への取り組みを進めていきます。

エンゲージメント調査

2023年度より、当行全体の課題把握や各種人事施策の検討に活用するべく、エンゲージメント調査を開始しました。回答内容について分析を進めるとともに、継続的な実施による過年度比較、職員エンゲージメント向上の効果検証を行っていきます。

360度調査

管理者自身のマネジメント特性理解と職員ES向上の観点から経営職層・管理職層を対象として、年度ごとに1回のペースで実施しています。

パルスサーベイ

若手職員を中心に、毎月の成長性実感やコミュニケーション状況、健康状態等をサーベイしております。心身の変化をタイムリーにとらえることで、1on1ミーティング等でのフォローを通して、若手職員のモチベーション維持・向上に努めています。

パルスサーベイイメージ

ファイナンシャル・ウェルネス

地域・お客さまへの価値創造の担い手である職員自身の「ファイナンシャル・ウェルネス」向上を図るため、持株会や企業型DCにおけるマッチング拠出等を導入しています。
また、奨学金借換制度(職員向け無担保融資制度)など、福利厚生制度の更なる充実に努めています。

健康経営の促進

健康経営宣言

健康経営推進のため、「健康経営宣言」を制定しています。

 北陸銀行では、従業員の心身の健康保持・増進は将来の発展を支える基盤と考え、会社と健康保険組合・産業医・職員組合が一体となって、従業員およびその家族の心と身体の健康保持・増員に向けた取り組みを積極的にサポートします。また、健全な金融サービスの提供等を通じて、健康で活気に満ちた地域づくりにも貢献してまいります。

2017年8月

健康経営優良法人の認定

健康経営優良法人の認定ホワイト500イメージ

健康経営優良法人の認定

当行は、健康経営の取組の成果として、「健康経営優良法人2025(大規模法人部門(ホワイト500))」に認定され、8年連続認定となりました。

名刺にロゴマークを印刷し、健康経営優良法人制度や当社の健康経営への取り組みをPRしています。

健康経営のための推進体制

頭取を健康管理責任者とし、銀行・産業医・健康保険組合・職員組合そして職員が一体となって、健康管理事業推進委員会や労働時間管理・ワークライフバランスに関する専門委員会を通して、健康課題の共有およびその解決に向けた取り組み施策の検討・推進に取り組んでおります。

健康経営のための推進体制イメージ

戦略マップの概略

戦略マップにより、企業価値の向上、ならびに、健全な金融サービスの提供による社会的向上を図るという健康経営宣言の命題のもと、経営課題の解決に向けて必要と想定する健康投資(施策)とその効果を測る指標のつながりを「見える化」しております。
戦略マップを通して、当行の健康経営への取り組みに対する各ステークホルダーへの理解を深めていただくとともに、当行の健康経営がより効果的なものとなるよう継続的な取り組みを実施していきます。

戦略マップ

北陸銀行の健康課題

職員の心身の健康保持・増進は将来の発展を支える基盤と考え、従来から疾病予防および重症化予防に取り組んでいますが、2023年度の健康スコアリングレポートでは、適正な生活習慣のうち、「運動」習慣が低位となる等、生活習慣の改善が課題となっています。
今後も健康に関する各種情報の提供やイベントの実施、やりがいを持って働き続けられる環境づくりなどを通じてこれまで以上に健康経営を実施してまいります。

期待する効果

定期健康診断や二次健康診断(精密検査)の受診率はもとより、2018年から定期健康診断を可視化した「カラダつうしんぼ」の発刊やウォーキングと生活習慣改善を目的とした「ほくほく健康マイレージ」アプリの導入など総合的に取り組んでまいりました。
特定保健指導については、2021年度からのWebによる特定保健指導も導入し勤務時間内で実施しております。また、2029年度までに実施率60%到達を目標としています。
今後も目標値を掲げ、プレゼンティーズムやアブセンティーズム、ワークエンゲージメントの改善を図り、生産性や企業価値の向上を目指します。

健康経営に関する指標

取り組みの一例

コラボヘルス(健康保険組合・職員組合との連携)

健康保険組合・職員組合との協議の中で職員の健康状況・ニーズを共有しながら、健康関連イベントの企画・運営や各種検診の補助など職員の健康改善に向けた各種施策に取り組んでいます。

健康アプリの活用

ウォーキングや生活習慣(飲酒・運動・食事・睡眠等)改善でポイントを貯め、商品やレジャー券と交換できる健康増進アプリを導入し、職員が自発的に健康増進に取り組めるサポートをしています。

ウォーキングキャンペーン

歩数に応じて健康アプリでの特別ポイント付与を行うイベントを開催しています。
店別での参加率や合計歩数での表彰も実施し、職員が楽しく前向きに運動習慣改善に取り組める支援をしています。

ストレスチェック

職員自身のストレスへの気づき、その対処の支援、職場環境の改善を通じて、メンタルヘルス不調を未然に防止する一次予防のために、全事業所・全職員に対してストレスチェックを実施しています。
同時に、プレゼンティーズム、アブセンティーズムについての指標についても測定しています。

その他、下記の取り組みを行っています。

1. 職場の健康

  • 産業保健スタッフによる職場巡回健康相談の実施
  • 有給休暇取得促進、早帰りに向けた取り組みの実施
  • 時差出勤・テレワーク等を活用した柔軟な働き方の推奨
  • 健康増進や喫煙者減少に向けた取り組みの実施

2. からだの健康

  • 定期健康診断の完全実施と二次健康診断受診率の向上
  • 特定保健指導の実施率向上
  • 被保険者(配偶者)に対する人間ドック受診推奨
  • 体育奨励補助制度に基づく、職場従業員の健康保持・増進活動の推奨
  • 女性の健康課題への取り組み

3. こころの健康

  • 高ストレス者への産業医面談勧奨
  • メンタルヘルスセミナーの実施