海外における資金調達

北陸銀行では、親会社、海外現地法人のニーズに合わせた多様な資金調達手段をご利用いただけます。

  • 海外現地法人の
    資金調達方法
  • 海外リース
  • 親子ローン
  • スタンドバイ
    クレジット
  • クロスボーダー
    ローン

海外現地法人の資金調達方法

海外現地法人の資金調達方法としては次の5つの方法があります。

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取扱可能な外貨について

当行でご提供可能な外貨は次のとおりです。

主要通貨 米ドル、ユーロ
アジア通貨 人民元、タイバーツ、シンガポールドルなど

ご注意ください

  • アジア通貨については、主要通貨に比べ金融市場での取扱高が少ないため、取り扱いができなくなるケースもございます。
  • 上記以外の外貨の取り扱いについて、あるいは、具体的な内容については、支店担当者までお問い合わせください。
  • お取引にあたっては当行所定の審査が必要です。

投注差について(中国の場合)

  • 中国では現地法人(外商投資企業)が海外から借入を行う場合は地域所轄の外貨管理局に外債登記を行うことが法律で義務付けられており、事前に現地の外貨管理局での認可が必要となります。親子ローンやクロスボーダーローンも外債登記が必要です。

  • 現地法人(外商投資企業)には登録資本金に応じて、一定割合の借り入れ限度枠(額)が定められており、その限度枠を超えての海外からの借入はできません。この借り入れ限度枠(額)のことを投注差とよんでいます。外債登記の際もこの借入限度枠(額)について外貨管理局により審査が行われます。さらに、2016年5月より新たに、純資産ベース管理制度が導入され、2つの管理制度が併存しております。

  • また、中国以外にも外債登記が必要な国(ベトナム等)があり、各国の規制をふまえてご対応頂く必要がございます。

海外リース

海外のリース会社をご紹介します。現地のリース会社から設備をリースで調達するスキームです。

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海外リースの特徴

  • 当行が提携する日系リース企業の海外支店からリースを受けるスキームです。

  • 当行の与信とは別枠になります。

  • 海外現地法人にある既存の設備をリースバックでリース会社に譲渡することにより、海外現地法人の手元流動資金を増加させることができます。

  • 中国に進出されている場合は、海外リースの活用により外債登記枠(投注差)を温存できます。

  • お取引にあたっては、紹介するリース会社の審査が必要です。

親子ローン(親会社からのお借入)

本邦の親会社から海外の子会社(現地法人)にご融資するスキームです。

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親子ローンの特徴

  • 親会社から子会社(現地法人)への融資です。

  • 金利は親会社の調達金利に基づきます。

  • 親子間で為替変動リスクが内包されます。

  • 子会社からの返済は、外国送金扱いになります。そのため送金コストがかかります。

  • お取引にあたっては、当行所定の審査が必要です。

スタンドバイ信用状(スタンドバイクレジット)

海外の銀行に信用状(保証書)を発行し、海外の銀行からご融資を受けるスキームです。

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スタンドバイ信用状(スタンドバイクレジット)の特徴

  • 当行の保証に基づき現地の銀行から融資を受けるスキームです。

  • 現地の貸出銀行の審査も必要になります。

  • 親会社の保証が原則必要になります。

  • 親会社のバランスシートに保証債務として載る可能性があります。

  • 調達コストは、現地の銀行の貸出金利+国内での保証料になります。

  • お取引にあたっては、当行所定の審査が必要です。

クロスボーダーローン(現地貸付)

当行の国内支店から御社の海外子会社に直接ご融資するスキームです。

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クロスボーダーローン(現地貸付)の特徴

  • 当行から海外子会社に直接融資するスキームです。

  • 調達金利は、国内での調達金利に基づきます。

  • 親会社の保証が原則必要になります。

  • 親会社のバランスシートには保証債務として載る可能性があります。

  • 現地通貨での融資だと為替リスクはありません。

  • 子会社からの返済は、外国送金扱いになります。そのため送金コストがかかります。

  • お取引にあたっては、当行所定の審査が必要です。

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